鳥山さんの槍沢滑走のガイドのお手伝いに行ってきました。
僕はゲストの板や荷物を運ぶいわゆる歩荷。槍沢をしっかり滑っていただくための大事なお仕事です。
上高地から雪のない道を延々と歩いていきます。途中ニリンソウの群落を眺めながら延々と、、、
今年は雪が少なめでしたが滑るのには問題ありません、ただ上を目指して歩いていきます。
アタックの朝には穂先にも上がってきました。富士山もそしていつもお世話になっている千曲川や犀川の源流域を見渡せます。梓川と高瀬川にわかれた水が、また出会うのは何年後になるのでしょうか。
いよいよ滑走です。槍をバックに広大な斜面を滑っていきます。最高のザラメです!!!
これを目標に頑張ってきたゲストの方も無事に滑りきりました。安堵感と達成感と程よい疲労感がたまりません。
一滴ではこのような熱い想いを大事にします。僕1人ではお手伝いできないことがあるかもしれませんが、信頼できる仲間とともに実現できるように最善を尽くします。もちろんゲストの方の努力も必要かもしれません。しかし、その先にある達成感はかけがえのないものになるはずです。